わからない事や心配なことなどがありましたら、なんでもお尋ねください。

よくあるご質問

1そもそも矯正治療とは何ですか? なぜ必要なのでしょうか?
矯正治療とは、患者さんのお口の状況に合わせ、それぞれの歯を本来あるべき場所に並べていくことです。歯には役割があって、その役割を果たせるかみ合わせを作るのが目的です。前歯は切歯といって口に入ったものを切る歯、奥歯は臼歯といいすりつぶすのが仕事です。犬歯は独特な形ですり切りますが、長くて深い根を持つことが特徴です。矯正はそれぞれの歯が機能できるように環境を整えます。
2矯正をした方がいい例はありますか?
例えば、犬歯が前に出た八重歯は絶対に矯正したほうがいいです。矯正の目的は歯が果たすべき役割を果たせるように、本来あるべき場所に並べていくことです。先ほどの例では、犬歯の役割を果たしていないため、その分、前歯やほかの歯の負担が増えて、結果的に歯の寿命が短くなる可能性が高まってしまいます。このような例は他にもありますが、問題がある場合は、患者さんそれぞれにあった装置や方法を使って治療していきます。
3見た目がよくなること以外にもメリットはありますか?
歯並びや噛み合わせが良ければ、食べ物を噛む力が上がるので、咀嚼されたものが送られる胃や腸への負担が減ります。栄養摂取の効率も上がり、体全体の健康につながります。そして歯並びが良ければ、歯磨きもしやすくなるので、虫歯になるリスクが減ります。
4矯正治療により、虫歯を抜かずにすむことがあると聞いたのですが?
虫歯が進行して抜くことを強いられた時も、矯正で抜かずに済むこともできます。歯茎に近いところまで虫歯になった歯は被せ物ができないので通常は抜歯されますが、矯正で歯を引っ張り上げることで被せることができます。入れ歯やインプラントにならざるを得なかった自分の歯を残せるのです。歯並びを気にせずに自然な笑顔を作れるようになるので、心理面でも前向きになる方もいらっしゃいます。 当院に「外見を良くしてほしい」と矯正に来られる方は矯正患者さん全体の1、2割ほどです。噛み合わせに悩んだり、歯周病や虫歯になりたくないと言って来院する方がほとんどです。
5痛くないですか?
我々が多くの矯正患者様と接してきた中で、矯正の痛みが強くて治療を中断された方はいらっしゃいませんが、もちろん痛みには個人差がございますので共通の尺度では測れません。一般的に、治療後2,3日がピークで1週間以内には徐々に治ります。もし痛い場合には、できるだけ弱い力をもちいて段階的に矯正するといった処置もとることができます。
6歯につける装置が目立ちそうで抵抗があるのですが…
キーデンタルクリニックでは、金属を歯に装着するメタルブランケットと、白いセラミックブラケットを同じ費用で扱っています。セラミックブラケットにホワイトワイヤーをつけるとほとんど目立ちません。また、歯の裏側に装置をつけたり、透明の矯正用マウスピースを使う方法もあります。
7矯正のために通院するのが手間なのですが…
矯正と虫歯などの治療が同時に受診できる施設を選べば負担が大きく減ります。キーデンタルクリニックでは、矯正歯科医が常駐しているので、1回で虫歯や歯周病のケアと歯並びのケアを行うことができます。歯科医師の間での連絡や相談も密になり、患者さんのメリットとなります。
8妊娠期間中に治療はできますか?
基本的には問題ありません。妊娠されている方は治療の際、必ずお申し出ください。レントゲン撮影やチェアを長時間倒した診療は避けるよう配慮させていただきます。
9引っ越しや転勤などがあっても治療は続けられますか?
転居先から当院への通院が難しい場合、周辺の矯正医に治療継続を依頼することができます。転居先や時期などがお分かりの場合、さらに具体的なご提案が可能です。お気軽にご相談ください。
10結婚式に矯正器具を外したいのですが
当院ではブライダルの際、矯正装置を一時除去することが可能です。お気軽にご相談ください。
11子どものうちから矯正をするメリットは何ですか?
大人になってからの矯正は抜歯を伴うケースが多くなり、移動する幅も大きくならざるを得ないのですが、子どものうちに矯正を始めると、永久歯がいい位置に生えてくる土台が整い、歯並びが良くなります。子どもの時期は混合歯列期といい、ワイヤーで矯正すると永久歯への生え替わりの邪魔になるので、筋機能矯正といって歯を動かさずに筋肉と骨格を正しい方向に誘導する方法を取ります。
12子どもは何歳くらいから矯正をするとよいですか?
7、8歳がスタート時期です。歯並びは唇と舌の筋肉の力のバランスで決まるので、どちらかの力が弱ければ、それに応じたトレーニングをします。器具を使ったり、唇や舌の体操もあります。お母さん方としては、6歳で前歯がずれていたら専門歯科を受診することをお勧めします。